ボトックスの副作用と痙攣
実際にボトックス注射を受けている私が、ボトックスの副作用に関して最も注意をはらったのがこれです。
ボトックスの副作用をお話しする前に、眼瞼痙攣などに使用される量は、通常1回に7、5~15単位程度です。これを3~4ヶ月おきに注入します。
さほど多い量ではありません。これだけではボトックスの副作用は起こらないと思われる方も多いと思います。
しかし、それでさえ、報告されているボトックスの副作用が、睫毛の反転、閉眼不全、嚥下障害、眼瞼下垂、注射部腫脹、倦怠感、頭重、頭痛、アナフラキシー様反応、
等々約15%近くもあるのです。ボトックス注射治療を受けた6人に1人がなんらかのボトックスの副作用症状を訴えている計算になります。
ボトックスの副作用を論じるにあたって、このような状態では、恐らく、ボトックス治療を施す側のクリニックさんは腋下多汗症の患者さんに応用することは
慎重にならざるをえません。なぜなら、当然ボトックスの副作用のことを考慮にいれないといけませんし、眼瞼周囲の何倍も広い腋の下では、効果が発現するためには、
何倍もの単位の注入が必要となることが予想されるからです。その分、当然ながら何らかのボトックスの副作用の発現頻度も高くなります。